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共通テスト対策】何点取ればいい?志望校別目標点と特徴を解説!

皆さんこんにちは武田塾高松校です!

今回はあと約4か月に迫った大学入学共通テストについて

意外ときちんと説明できる人が少ない志望校別の必要点数とその特徴を解説していきます!

 

1.2023共通テストの日程と時間割

まず初めに意外とっ博していない人が多い

2023年度の共通テストの日程と時間割を紹介していこうと思います!

 

1.2023共通テスト日程

2023年度大学入学共通テストの本試、追試の日程は以下の通りです。

◎令和5年度試験実施期日 

令和5年 1月14日(土)、15日(日)

◎令和5年度追・再試験実施期日 

令和5年1月28日(土)、29日(日)

 

2.2023年共通テスト時間割

2023年度大学入学共通テストの時間割は以下の通りです。

意外にも各教科の間の休憩時間が長いので注意が必要です!

1日目

2022-09-29 (2)

2日目

スクリーンショット (4)

 

2.国立大学-難易度別必要得点

ほとんどの国立大学では「共通テストの得点+2次試験の得点」

この合計得点で合否を決定します。

大学によっては共通テスト900点を圧縮して評価する場合もあるため

今回は必要得点率の目安を紹介していこうと思います!

 

1.難易度別共通テスト必要得点率

今回は数ある国立大学の中でもある程度難易度や特色が異なる

以下の4区分を紹介していこうと思います!

1.東京工一 (東京、京都、東京工業、一橋)

2.旧帝大 

3.金岡千広 (金沢、千葉、広島、岡山)

4.STARS (佐賀、鳥取、秋田、琉球、島根)

 

1.東京工一 (東京、京都、東京工業、一橋)

この大学群は日本でも最難関に位置する大学群で

共通テストの得点を合否の基準には用いず基本的には足切りに用います

おおよその必要得点率は70~90%以上(630点~810点)

このように足切自体の得点は都市や学部によりかなり低い場合もあります。

しかし2次試験の難易度を考慮すると8割以上の得点がとれる実力は欲しいところだといえます。

 

2.旧帝大

この大学区分も同様に難関大学に位置しています。

これらの大学は足きりでの利用ではなく合否判定の合計点に共通テストの得点が含まれます。

圧縮されて900点満点ではないことも多いですが必要得点率自体は

80%以上(720点)必要になるところがほとんどです。

 

3.金岡千広 (金沢、千葉、広島、岡山)

この大学群は国立大学の中でも中堅クラスに位置しています。

この群の軍の大学によって共通テスト割合に違いはありますが、基本は2次+共通テスト合計での判定になります。

65%~75%(585~675点)程度が合格の目安になります。

 

4.STARS (佐賀、鳥取、秋田、琉球、島根)

この群は比較的難易度が低い国立大学が位置しています。

基本的には共通テスト割合のほうが高いため共通テストの得点が重要になってきます。

65%~70%(585~630点)は最低でも必要になります。

 

2.配点割合と特徴

次に国立大学での共通テストの使用方法について解説していこうと思います。

大学の難易度や学部等によって共通テストの配点割合が大きく異なります。

そのため早い段階で志望校の配点割合を把握し、それに合った学習をしていく必要があります!

大まかな使用法として以下の3つがあります。

1.足切利用

2.2次配点重視

3.共通テスト重視

 

1.足切利用

まずは足切利用についてです。

先ほどの東京一工群で述べた通り2次試験を受けるために最低限必要な共通テスト得点を設定

これを超えた場合にのみ2次試験を受けることができます。

逆に言うと足切さえ突破すれば共通テストで失敗した場合でも逆転を狙うことが可能という事です!

しかし2次試験の点数が合否を決めるため合格には2次力が必須になります。

 

例:東京大学 理科一類(2020)

足切得点:681点(75.7%)

共通テスト配点:110点 (900点を圧縮)

2次配点:440点

共通テスト配点比率:25%

 

2.2次配点重視

2次配点重視型の大学は旧帝大や難関国立によく見られる傾向があり

共通テストの配点よりも

2次個別試験の配点を重視しているため基本的には共通テストを圧縮して考えます。

ここでも先の例と同様に2次力での逆転が可能というのが特徴です!

志望校が難関大の場合は速めから基礎固めを行い共通テストを早めに突破できることが大切です。

 

例:九州大学 工学部

共通テスト配点:450点(900点を圧縮)

2次配点:700点

共通テスト配点比率:39%

 

3.共通テスト重視型

共通テスト重視は中堅以下の国立大学によく見られます。

2次試験科目の数も比較的少なく共通テストの点数が合否に大きく影響します。

そのため基本的には2次での逆転が難しく共通テストの勉強が必須になってきます。

基本的には速い段階から基礎固めや共通テストの過去問等を用いた対策をすることが必須になってきます。

例:香川大学 創造工学部

共通テスト配点:900点

2次配点:200点

共通テスト配点率:81%

 

3.私立大学共通テスト利用

私立大学志望の方でも共通テストを利用するという方も多いのではないでしょうか?

私立大学の入試方法の一つでもある共通テスト利用について

その特徴と大学別での大まかな必要点数を紹介していきます!

 

共通テスト利用の特徴

共通テスト利用の特徴は何といっても「楽」という事です。

基本的には出願をするだけでその他の試験や面接等を課されないため

国立大学の滑り止めと等で私立大学を受験する場合はかなりおすすめの受験方法になります!

◎共通テスト利用の特徴

 ・出願のみでいいので楽

 ・得意もしくは高得点教科のみで出願できる

 ・特別な対策が必要ない

 

4.今回のまとめ

今回は共通テストの日程と各大学ごとの利用法について紹介しました。

約4か月後に迫った2023年の大学入学共通テスト

今年受験生の皆さんはここからが勝負になります、過去問演習等を用いてしっかり対策をしましょう!

来年度以降受験の皆さんは今日紹介したように大学ごとで配点や利用方法が大きく異なります。

しっかりと調べたうえで早め早めの対策をしていけるようにしましょう!

 

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