共通テスト英語を時間内に解くために！読解速度を上げる勉強法！

2021年8月4日 [ Blog, 勉強法]

みなさんこんにちは！武田塾高松校です！

読解速度を上げよう！
速読力を鍛える
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読解速度を上げよう！

共通テストはみなさんもう解いてみましたか？？英語の解答時間、圧倒的に足りなかったですよね（泣）

昨年度の共通テストや先日実施した模試を受けた感想について尋ねたところ、

「時間が足りなくて最後まで解けませんでした…」

「あとで解いたら合っていたのに…」

というように、多くの生徒が悔しい思いをしたようです。

こんな思いはもうしてほしくないので、今回は「英文の読解速度を上げる方法」についてお話ししていきます！

速読力を鍛える

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問題形式が変わったとはいえ、求められる単語力や文章レベルにはさほど変化はありません。

そこで、時間内に解き切るカギとなるのが「速読力」です。

英文読解には「速読」と「精読」があります。

速読

英語を英語の語順のまま訳し、頭の中で意味を取り理解していくこと。

精読

SVOCなどの構文を意識し、単語や文法の意味を正しく理解しながら和訳すること。

英文和訳問題を解くときの読解法であり、修飾をとらえながら綺麗な日本語になるように訳していく。

内容を素早く理解する

速読は精読と違い、前から訳していくので、より素早く訳すことができます。

1つ例を見てみましょう。

I saw a man playing the guitar at the park near the lake.

精読はつまり和訳問題なので「私は池の近くにある公園でギターを弾いている男を見た」となりますね。SVOCを意識しながら日本語の語順に直すので、後ろから訳すことが多いです。

これに対し、速読の語順だと、「私は男を見た、ギターを弾いていた、公園で、池の近くの」とでもなるでしょうか。訳の語順がぐちゃぐちゃなので、もちろん和訳問題でこの解答は許されません。

しかし、長文は内容さえ理解できていればいいのです。この語順で頭に入れても、内容自体は十分とれる気がしませんか？

長文読解で必要なのはこの「速読力」です。

ここからは、長文読解のスピード＝速読力の向上にむけてやるべきことをお伝えします。

精読力があることが前提

まず速読の話に入る前に、精読力があるか確認しておきましょう。精読力がないのに速読力を鍛えても、そもそも読めていないのでは話になりませんからね。

そこで、精読力をはかるために、制限時間を設けずに問題を解いてみましょう。8割以上解けていれば精読力は足りています（理想は全問正解）。問題なく速読の練習に入っていいでしょう。

しかし、8割を切るようならそれはそもそも精読できていません。基礎を固めて丁寧に訳し、綺麗な日本語にする力を付けましょう。

レベルが低めの長文を制限時間短めで解く

今、自分が取り組んでいる長文問題より少しレベルの低い長文問題を、制限時間短めで解いてみましょう。

武田塾のカリキュラムでいうと、自分が今取り組んでいる参考書の2～3冊前の参考書が目安になります。一度解いたものでも構いません。

自分にとってレベルの低い問題を短い制限時間で解く状況を作り出すことで、おのずと前から前から訳す＝速読をすることになります。

問題をすらすら解くと気持ちいいですし（笑）、そのうえ速読力も向上しちゃうので、やる気が出ないなってときにうってつけの勉強方法です。

リスニング対策をする

リスニングを受験で使わない人も、リスニング対策をすることは読解力の向上に繋がるので非常におすすめです。

リスニングは、高速で聞こえてくる英語を一度頭の中にストックしてから頭の中で長文読解を行う、という作業を行っていますよね。つまり、リスニングの対策をすることは「通常の英会話のスピードで長文を処理する訓練」となるんですね。そのときのメモ書きも、最初に例に出した「私は男を見た、ギターを弾いていた、公園で、池の近くの」のようになると思います。

リスニング力の向上が速読力の向上にも繋がるというわけです。